社労士試験の勉強をしていると、こんな不安を感じたことはありませんか。
- 毎日それなりに勉強しているのに、手応えがない
- 1教科インプットを終えた頃には、前の教科を結構忘れている
- 過去問は解いているのに、知識がつながっている感じがしない
私自身、働きながら社労士試験の勉強をしていたとき、
まさにこの状態に何度も陥りました。
今振り返って思うのは、
社会人が一番つまずきやすいのは、知識の難しさではなく「勉強習慣の設計」だったということです。
毎日◯時間勉強しているのに、不安が消えない理由
社労士試験の勉強をしていた頃、
私は「平日は1日3時間勉強する」ことを一つの目安にしていました。
勉強時間を確保する意識自体は、とても大切だと思います。
実際、机に向かう時間をゼロにしないことは、習慣づくりの土台になります。
ただ、社会人の場合、
「毎日◯時間」をこなすこと自体が目的になってしまうと危険です。
仕事が長引いた日、疲れて頭が回らない日でも、
「とりあえず3時間やった」という事実だけで、
どこか安心してしまっていました。
社会人は「勉強時間」より「勉強が残る時間」を作らないといけない
社会人が毎日、理想通りの勉強時間を確保するのは正直かなり大変です。
だからこそ重要なのが、
通勤時間やスキマ時間の使い方。
通勤中にスマホで漫画を読んだり、
なんとなくSNSを眺めたりする時間を、
前日にやった内容を見返す時間に変えるだけでも違います。
机に向かう時間だけが勉強ではありません。
「思い出す時間」をどれだけ確保できるかが、
社会人受験生にとっては大きな差になります。
1教科終わるたびに、前の教科を忘れていく問題
社労士試験は科目数が多く、範囲も広い試験です。
そのため、
1教科インプットを終えた頃には、
前に勉強した教科の内容をかなり忘れている、
というのはよくある話です。
当時の私は、
- 教科を順番に終わらせる
- スケジュール通り進める
ことを重視していて、
復習を前提にした勉強習慣になっていませんでした。
社労士試験の勉強は、
「忘れないようにする」のではなく、
「忘れる前提で、何度も触れる」設計が必要です。
私の失敗談|時間も使っていたのに、積み上がらなかった理由
働いていた頃の私の1日は、こんな流れでした。
- 9:00〜17:30 仕事
- 18:00 職場近くに契約していた自習室へ
- 21:00 勉強終了
- 22:00 帰宅
仕事が終わったら家に寄らず、そのまま自習室へ行く。
この流れを作ることで、確かに勉強時間は確保できていました。
それでも、勉強が積み上がっている実感はなかなか持てませんでした。
「過去問を◯周回す」を目標にしすぎていた
当時の私は、
「過去問を◯周回す」こと自体を目標にしてしまっていました。
科目ごとに順番に、
- この科目の過去問を1日○問やるぞ!
- この科目が終わったら、次はこの科目が○周目だ!
という進め方を繰り返していたため、
- 今やっている科目以外に、しばらく触れない
- 他の科目の記憶が薄れていく
という状態になっていました。
「ちゃんと周回しているはずなのに、忘れている」
この違和感を、当時はうまく言語化できていなかったと思います。
曖昧な記憶で正解した問題を放置していた
もう一つの反省点が、
曖昧な理解のまま正解した問題を、そのままにしていたことです。
- なんとなくこれかな、で選んだ
- 理由は説明できないけど合っていた
こういう問題を、
「正解だからOK」として流していました。
でも実際には、
その曖昧さこそが、後で忘れる原因になっていました。
仕事後の3時間を、過信していた
さらに言えば、
仕事後の3時間を毎日100%の集中力で使える、
とどこかで思い込んでいたことも反省点です。
疲れている状態で、
- 新しい範囲を深く理解する
- 苦手論点を詰める
こうしたことを毎日安定してやるのは、想像以上に大変でした。
それでも、
「3時間勉強できているから大丈夫」
と、勉強の設計を見直さずに進めてしまっていました。
「時間を確保する」だけでは足りなかった
この経験から強く感じたのは、
勉強時間そのものよりも、
- 忘れる前提で回せているか
- 科目を横断して触れられているか
- 曖昧な理解を放置していないか
こうした勉強の回し方のほうが重要だということです。
もし当時の自分に声をかけられるなら、
周回数を増やすより、
曖昧なままの知識を放置しないことを優先しよう!
と伝えたいです。
社会人がつまずきにくくなる勉強習慣とは
この失敗から学んだのは、
社会人の社労士試験勉強では、
- 毎日◯時間、1日○問に縛られすぎない
- スキマ時間で復習を回す
- 科目をまたいで触れる設計にする
- 「正解=理解できている」と思い込まない
こうした積み上がる勉強習慣が何より大切だということです。
まとめ|社労士試験で社会人が一番つまずく勉強習慣
社労士試験で社会人が一番つまずくのは、
- 勉強時間が足りないからでも
- やる気がないからでもなく
「勉強しているのに、身についている実感が持てない勉強習慣」です。
過去問を何周したかよりも、
どれだけ「思い出す回数」を作れたか。
勉強時間を増やす前に、
今のやり方が
「忘れる前提で、何度も触れる設計」になっているか
一度見直してみてもいいかもしれません。
今回は「うまくいかなかった勉強習慣」の話でしたが、
近日中に、今はどんな回し方で勉強しているかも書く予定です。
よかったら、また読みにきてください。


コメント