こんにちは、織(おり)です。
今回は、その第一歩として「給与計算実務能力検定1級」を受験してきたので、体験レポを書いてみます!
私は社会保険労務士事務所へ転職したものの、かなりピリピリした雰囲気の職場で…精神的にしんどくなり、早めに退職してしまいました。
そこで次に転職する時の強みにするため、「給与計算について理解があります」と履歴書に書ける資格が欲しいと思い、給与計算実務能力検定1級を受験しました。
給与計算システムへ入力する業務を少し触ったことはありますが、所得税や各種控除の計算方法まで理解できているとは言えない状態。
それに加え、社会保険労務士試験やFP試験の勉強経験があるからと、正直油断してしまい…学習期間はまさかの1週間だけという無謀な挑戦に😂
試験概要(ざっくり紹介)
今回受けた 給与計算実務能力検定1級は、給与・賞与・年末調整など、
会社で必要な「給与計算の実務力」を確認するための試験です。
受験資格は特になし。実務未経験でも受けられます。
私はほぼ経験なしで受けました。
試験は 120分で、
- 知識問題(マーク式)30問
- 計算問題(記述式)10問
の全40問。合計100点満点です。
出題範囲は、
- 給与計算(社会保険料・所得税など)
- 賞与計算
- 年末調整(各種控除の判断など)
- 退職所得の基本
…といった、実務でよく出る内容がほとんど。
合格には全体で7割以上&計算問題6割以上が必要という、少しシビアな基準です。
📚勉強方法と使った教材
使用した教材は、公式テキストのみ。
ただ、テキストに載っている練習問題の数がかなり少なくて、正直不安しかありませんでした…。
模試の申し込みも検討したものの、受講料が高くて今回は断念。
とはいえ、
- 知識問題は社労士試験と被る部分が多い
- FP2級のタックスプランニングで学んだ所得控除もカバーできていた
ということもあり、新たに覚える範囲は年末調整が中心で、そこまで大変ではなかったです。
逆に、社労士試験勉強未経験で受験を考えている方は、テキストだけだと少し不安になるかも…。
公式テキストに載ってる問題全部理解!
+ 不安があれば早めに公式講座や模試を追加
という流れが安心かなと思います。
(私は受講していませんが、模試講座だけでもだいぶ心の安定になりそう!)
ただし、公式の講義は受講料がお高め・・・まずは自分でテキストに目を通してから受講を検討することを勧めます。
今回の試験は「計算で6割以上取らないと不合格」なので、私は最初にざっくり目標を決めました。
| 区分 | 満点 | 目標点 | 必要正解数 |
|---|---|---|---|
| 計算 | 40点 | 24点 | 6問以上 |
| 知識 | 60点 | 46点 | 23問以上 |
| 合計 | 100点 | 70点 | 合格! |
社労士の勉強を続けているおかげで、知識問題はほとんど対策しなくても取れるだろうと思っていたので、知識対策にはほぼ時間を使いませんでした。
その代わりに、
落としたら一発アウトになりやすい“計算問題”に全振り。
公式テキストに載っている計算問題をひと通り解いて、計算の流れだけは体に染み込ませるように勉強しました。
特に重点的にやったのは…
- 所得税の計算の流れ
- 賞与にかかる社会保険料
- 年末調整の控除関連
ちなみに、社会保険の標準報酬月額を求める問題 や
退職所得・生命保険料控除などの控除額を計算する問題 は、
差引支給額(手取り)まで求める総合計算よりも手順が少なく、比較的取りやすい印象でした。
だからこそ、ここは 確実に得点したいところ!と意識して勉強しました
WEB申込みについて
受験の申し込みは FOSSY(フォッシー) という専用サイトで行います。
まずアカウントを作って、WEB上で試験を申し込み。
受験票も郵送ではなく、自分でダウンロードして印刷して持参するスタイルです。
私は証明写真付きの受験票だったので、念のため カラー・B5サイズ・両面 で印刷しました。(A4でも大丈夫なようです)
スマホの画面では受験票として認められないので、必ず印刷して持っていくことが大事です。
試験当日の流れ&難易度の体感
試験前、会場の前でテキストを読み込んでいる受験者さんたちを見ると、みんなすごく優秀そうに見えるんですよね…。
中には友達同士で来ているのか、「実務でこういうことがあってさ〜」みたいな会話も聞こえてきて、(わぁ…実務バリバリの人たちばかり…)と若干ひるみましたが、周りに流されないことが本当に大事!
机の上には電卓、定規やマーカーも置けるのですが、
解答用紙・問題用紙・資料集・受験票 と、とにかく置く物が多いので、
試験前に「どう置くと作業しやすいか」動線を想像しておくのがおすすめ。
試験中は飲水OKなので、気持ちを落ち着けるのにも役立ちました。
私は事前に 知識30分 → 計算90分 の配分でいくつもりで、知識問題から解き始めました。
でも、受験者の中には計算から入る人もいて、会場のあちこちで電卓の音が聞こえます。
その音にペースを乱されそうになりますが、人に合わせないのが大事です!
難易度としては、公式テキストをきちんと理解していれば解けない問題ではありません。
ただ、ひっかけっぽい項目に迷ったり、「これで合ってる…?」と不安になる場面は多かったです。
そして私の場合、何より痛かったのが 転記ミス。
計算問題を解き終わって見直したときに気づいたのですが、1ヶ所ミスると全体がズレてしまって、直すのに大きく時間を取られました。
給与計算は保険料や控除額など段階を踏んで計算していくので、
「電卓の打ち間違い・転記の間違い」をその都度チェックするのが本当に大事!
正直、私は結果はわかりません。
ミスに気づいたけど時間が足りなくて直せなかった問題もあり、ギリギリかも…。
でも、知識問題は社労士の勉強のおかげでかなり自信があります。
なので、社労士受験経験者や勉強中の方なら、計算問題対策に全振りしても大いにアリだと思います!
✅ 試験当日のポイントまとめ
- 会場前でテキストを読む受験者はみんな優秀そうに見えるが、雰囲気に飲まれないのが大事
- 机の上は置く物が多いので、試験開始前に動線を想像しておくと安心
- 試験中は飲水OK → 気持ちのリフレッシュに役立つ
- 周りは計算から解き始める人もいて電卓の音がする → ペースを乱されないように!
- 公式テキストの理解があれば解けるが、迷わせる問題や不安になる場面は多い
- 転記ミスがとにかく致命的:一箇所ズレると全体が狂うので「その都度チェック」必須
- 社労士受験経験者なら、知識はノー対策でもイケる可能性高い
- そのぶん 計算問題の対策を厚めに するのがおすすめ
まとめ
実際の業務では、給与計算システムを使えばサッと計算できることも多いけれど、
電卓で正確に計算しようとすると想像以上にハード!
でも、社労士の勉強の合間にちょっとした“いい刺激”にもなったし、今までふわっとしか理解していなかった 年末調整の流れがスッと腑に落ちた 感覚がありました。
検定としては受験料も安くないし、しかも 資格が更新制 という点もあって、
「誰にでもおすすめ!」というタイプの資格では正直ないと思います。
ただ、
- 異業種から社労士事務所への転職を考えている
- 履歴書に書けるアピール材料が欲しい
- 給与計算の基礎を“体系的に”押さえておきたい
こんな人にはすごく良い資格だと思います!
そして何より、実務で絶対に役に立つ知識ばかりなので、取って損はないはず。



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